1980年 6月公開の映画(本気で本の個人的、思い出)
こにちは。本気で本です。
こうして過去の映画遍歴? を振り返ると、自分の人生を振り返っているとほぼ同じことなので、ある意味、進歩のなさに愕然としますね。
僕は、いまも昔も同じように映画が好きですが、少年の頃の予定では、こういう大人になるつもりではありませんでした。
ま、そんな後悔はおいておいて今回は、1980年6月です。
この月は、未来まで名を残す映画、邦画、洋画、共にしかも同日に公開されています。
6月28日。「復活の日」公開。同日「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」が本国アメリカよりも約一ヶ月遅れで公開されました。
まずは、角川映画「復活の日」です。
こちらは、アメリカ大陸縦断ロケや南極ロケを敢行し、総製作費は25億円とも32億円ともいわれた超大作です。
この年の邦画2位の配収24億円を稼いだにもかかわらず、制作費があまりに巨額だったため結局、赤字になってしまったという現在の日本映画では考えられないスケールの大作です。
この作品に関しては、見たことぐらいしかおぼえてないのですが、ただ、当時の角川映画は、見ないと時代に乗り遅れる!! といった勢いで宣伝を展開していて、小学生の僕の周囲にも、この作品のことを話している子が、少なからずいました。
角川春樹が深くかかわっている映画は、今作に限らず、スケール感は感じさせるものの、細かい所が雑な、大味な作品が多い記憶があります。
草刈正雄演じる主人公が、病原体と格ミサイルで滅亡した地球を、精神を病んだ状態でアメリカ大陸を徒歩で横断するとか、いくらなんでもムチャクチャです。
なんかね、それでも、当時は、話題の角川映画ぐらいは、見ておかないといけない、みたいな空気がありました。
続いて「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」です。
こちらは、前にもブログ記事で書いたように、僕は、テレビマガジンか、テレビランドといった子供向け雑誌に、イラストを送って、無料(招待)券をペアでもらい、浜松市の中央劇場へ母と一緒にみに行きました。
あれだけ映画好きの家庭だったのに、なぜか僕の家族はスターウォーズに淡泊で、エピソード4も、この5も、誰もみてなかった気がします。
これは、エピソード4もみずにいきなりここから9才がみせられても、それほどおもしろいものじゃありませんでした。
平日だったから、中央劇場もあまり混んでませんでした。
いきなりの「I am father」には、うちの母も説明に困っていた気がします。
ただ、SFXの凄さはよくわかったので、おおっ、アメリカ映画は先いってるなぁ、と思ってみてました。
ライトセイバーはカッコよかってので、この後、おもちゃやで値だりもしたが、かってもらえませんでした。
だから、僕がはじめてハリソン・フォードを意識したのは、ハン・ソロが冷凍人間にされるシーンでした。
大人になったいまみると、エピソード5もよくできたSF映画ですけど、やはり、スターウォーズは、小さな時にエピソード4からみるのがいいと、思います。
1から順番にみるのは、子供には少し退屈だと思いますし、いきなり7からというのも、子供むけではない気がします。
さて、この月はこの2本のみです。
記憶にこの2本しかありません。
これも超大作映画の力でしょうか?
そのうち「復活の日」を見直したいと思います。
2018年のいまみると、やはりきついですかね?
失礼します。