オススメしておきたい怪談本
こんばんは、本気で本です。
今回は、僕がみなさんへオススメしたい怪談本を紹介しようと思います。
このブログでは、自分で実話怪談を書いているわけですけれども、実際、みなさんは、怪談の本は読まれるのだろうか? たまに、ふと疑問に思ったりします。
僕は怪談好きなので、本も読むますし、買いますが、ごくごく一般的な人はそうでもないのではないかな、と思ったりするのです。
しかし、しかし、怪談本といってもいろいろな種類があります。
僕自身も苦手なものから、好きな作家さんのものまであります。
そこで、僕がここで紹介することで、怪談好きの人が新たなな怪談と出会うきっかけになればいいな、と思うわけです。
僕が怪談を選ぶ基準は、基本的に、それがホラーやスプラッターではなく、あくまで怪談であることです。
怖い、怖くないにはそれほど重きはおいていません。
簡単に言えば、日常でない奇妙な体験がそこにあればいいのです。
そしてできれば、自然な感じのものがよいです。
それではまず、現代怪談の大定番から、
現代日本の実話怪談集を代表する作品、新耳袋です。こちらが1つの巻に99のお話が入っていて、全10巻あります。
いまでは、文庫になっていますが、以前のソフトカバー版は、カバーを外すと、収録されている話にでてくる心霊写真、現場写真になっていました。
怖い怖くないでなく、怪異を見つめるといったおもむきの作品集です。
この10冊は、僕はこれまで何回、読み返したかわかりません。
お気に入りの話もあります。
いまでも、あの話はなんだったんだろう? と考えたりします。
なお新耳袋は、ドラマにも映画にもげーむにもなっていますが、僕がオススメするのは本です。
今回は、もう一つだけ紹介します。
それは郷内心瞳さんの著作ぐんです。
郷内心瞳さんは、現役の拝み屋さんで、実話怪談の作家さんでもあります。
ご自身が経験してきた怪異を本にしています。
ネットで名前を検索すれば、ご本人のHPがすぐ見つかります。
興味のある人は、直接会いに行ける拝み屋さんです。(もちろん、代金は必要です)
郷内心瞳さんの著作は、伝奇小説のようなおもむきがあって、そこが好き嫌いのポイントになると思います。
僕は、郷内心瞳さんのケレンは、それはそれで個性として、アリだろうと思っています。
とりあえず、現代実話怪談の古典と、いまブイブイ(?)いわせている新鋭さんの作品を紹介しました。
怪談、オカルトの本は、本当に数多くでていますので、自分と相性があう作者のものを探すのも一苦労かもしれません。
それを探すのが楽しくもあるんですけれども。
またそのうち、別の方を御紹介しようと思っていますので、なにかおもろいものがあれば、みなさんから教えていただけるとうれしいです。
失礼します。