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いまさらながら、映画へ愛を込めて さて、約1000本の映画は、48歳男を救えるのか?

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いきなりですが、1971年、つまり昭和46年生まれの本気で本です。

僕が生まれて初めて映画館で映画を観たのは、4歳の時です。母に連れられて行きました。

場所は静岡県、浜松市のいまはなき浜松東映劇場で、作品は、「東映まんがまつり」(長靴をはいた猫 80日間世界一周・UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー・ロボコンの大冒険・秘密戦隊ゴレンジャー 真赤な猛進撃!・一休さんの計5本!立て)でした。

5本のうち、僕の記憶にはっきり残っているのは、長靴をはいた猫 80日間世界一周のみで、とにかく楽しかったです。

映画は楽しい!と深く心に刻まれた体験でした。

当時、僕は弁当、仕出し屋(朝昼は食堂、夜は居酒屋、宴会場にもなる)を経営していた母方の祖父の家で暮らしていて、家にいる家族みんなが協力して回している家兼店だったので、お子様の僕は、店が忙しい時ほど家族にとっては邪魔な存在であり、映画館はそんな僕を長時間放り込んでおける安価な託児所的な場所になったのでした。

あの頃の映画館はどこも興業業界用語でいう流し込み方式で、席は自由席、入場券を買って一度入れば、一日中いてもOKでした。

僕は、半日や一日、同じ映画を何度も観ながら、映画館にいることもよくある子供でした。

字幕を読まなければいけない、洋画の初体験は、小学校2年の時のスーパーマン(1978)の日本封切り日です。これは誕生日プレゼントとして前売り券を買ってもらって、家族で見に行った記憶があります。

そもそもは家庭環境の影響もあったのですが、子供の頃からテレビよりも映画館で観る映画の方が好きでした。

家や図書館、図書室で本を読んでいるか、映画館にいるのが大好きな子供でした。

ようするに物語の世界に没入するのが好きなのです。

そんな僕も気がつけば48歳。

またもや人生の転機を迎えてしまったいま、現在、ソフトとして所有している映画約1000本を見直すことで、なにかが見えてくるかも? と思ったしだいです。

こんな僕でも見捨てずに側にいてくれる妻も、長女(血縁なし)も、某企業の社長(アニメ制作会社!!)もいて、みなさんがナマあたたく見守ってくださっているので、映画を観たり、こんな文章を書いたりしていられるわけです。

作家、小林信彦の映画に関する文章が好きなので、それにあやかったものを書きたいという、個人的な欲もあります。

それでは、約1000本の映画をめぐる旅へ行くとしますか。

この旅が、この文章を読んでくれた人のヒマつぶしとか、なにかの役に立ってくれれば幸いです。

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シネマイーラ 浜松東映は現在はミニシアター、シネマイーラになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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