1980年 12月公開の映画-3 (本気で本の個人的、思い出)
こんにちは。
本気で本です。
今回はいよいよ1980年12月その3です。
1980年はこれにて完結です。
さて、意外に楽しんでくれている人の多いこのシリーズ、とりあえず、今回で1年分の締めとなりますね。
さて、ではいってみましょう。
12月13日に「フライングハイ」が公開されました。
いわゆるアメリカのパロディ映画でも、最近では最狂絶叫計画シリーズなんかと同じ系統です。
有名なアメリカ映画をパロディにしたコント集的作品としては、これより前だと「ケンタッキー・フライド・ムービー」(78年日本公開)、後だと、「ホット・ショット」(91年日本公開)なんかが、よくレンタル屋に並んでました。
「フライングハイ」は当時人気のあった「大空港」などの70年代、パニック映画をモトネタにしたパロディ映画です。
これは、僕は家族の大人に連れられてついていった記憶があります。
アメリカ人の笑いは日本のとは違う、と子供心に感じました。
ちなみに、「裸の銃を持つ男」シリーズのレスリー・ニールセンが出演しています。
あの人、こんなんばっかり出てますね。この映画がコメディ初出演だったそうです。
同じく12月13日に「フェーム」が封切られてます。
あの、「先生。モーツァルトが現代にいたら、シンセサイザーを使ってます」(たしか)の「フェーム」です。
NYの音楽専門学校での4年間を描く青春映画なのですが、これ、しょっちゅう、TVでやってたような記憶があるのですが、最近は見かけないし、意外に知られてないのかな?
主題歌はアカデミー作曲賞を得ているので、聞けば、ああ、これ!! という人も多いと思います。
下に貼っときますね。
僕はこの映画は、当時は新しい映画をわりあい見に行っていた母と行きました。
なんか、芸術家というのはエネルギッシュだな、と思った気がします。
Irene Cara - Fame 1980 (VHS 1982 Edit)
12月20日に公開された「サイボーグ009 超銀河伝説」を浜松東映へ観に行きました。
これ、130分もある大長編で、劇場で、長い!! とあ然としたのをおぼえています。
009の同時上映で「'80アニメーション ザ・ベストテン」もやってました。
こちらは、アニメで当時の人気番組ザ・ベストテンのアニメ版を製作したもので、それなりに楽しく見た気がします。
映画館でなくて、TVでやればいいのに、と思いました。
これ、現在、ソフト化されてないんですよね。タモリの黒歴史になるのかしらん。
同じく20日公開のSF大作「ブラックホール」です。
こちらは2018年現在、日本ではソフト化されていません。
海外ではDVDがあるそうです。
特撮技術(SFX)と宇宙船のデザインがカッコ良かった以外は、記憶に残っていない作品です。
豊橋市の映画館でみて、お客さんが全然いなくてびっくりしました。
あと、輸入プラモデルがマニアックな模型店で販売されていて、それもカッコよかったです。
ここらへんの映画は、レンタルビデオ店がたくさんあった頃、みんな、そこで借りて出会ったのではないでしょうか?
「ブラックホール」
12月20日公開の「エクスタミネーター」です。
これもTVの洋画番組とレンタルビデオで、みんなに見られた作品だと思います。
この日、劇場公開されていたとは知りませんでした。
劇場でポスターなんかを見かけたかもしれないけれども、記憶にありません。
Youtubeに本編があったので、あげておきます。
B級アクション映画をみて、時間をつぶしたい方はどうぞ。
27日に「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」が公開されました。
これは浜松松竹でみました。
この年の同時上映が「土佐の一本釣り」で、妙に男くさい映画の記憶があるのですが、いまとなっては、ちょっとたしかめようがありません。
寅さんは、本編の一部があったので貼っておきます。
渥美清のこのおかしさは、誰にもマネできませんね。
寅さんみたいな人は、ほんと、いそうでいません。
「土佐の一本釣り」
「 土佐の一本釣り」は、「土佐の一本釣り 〜久礼発、17歳の旅立ち〜」として2014年に再映画化されたそうです。
なかなか見る機会がないのだけれども、どこかでめぐりあうかもしれないので、記憶にとどめておきますね。
1980年12月公開の映画は以上です。
次回は、1981年となる予定ですが、この企画、やってみると意外に疲れるので、実は、現在、今後については少し考え中です。
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失礼します。