時流でもなく、明確な理由があるわけでもない、でも、何度も見てしまう映画がありますよね 僕にとって押井守監督作品はそんな感じ 「立喰師列伝」ご存知ですか? アニメでも実写でもない奇妙なシロモノ 伝説の立ち食い(食い逃げ)のプロたちと昭和史 これは本当におかしなシロモノだ 押井守は日本を代表するカルト監督の1人 何度見てもヘン ★立喰師列伝(2006年 日本)
解説
「攻殻機動隊」などで世界的に注目を集めてきた押井守監督が、これまで多くの作品で繰りかえし描いてきた“立ち食いのプロ=立喰師”をモチーフに撮りあげたコメディ作品。ただ一食のために己の全てを賭けて飲食店主に挑む立喰師たちの奮闘を、デジタル写真を3DCGアニメ化した新感覚の映像技法“スーパーライブメーション”を駆使して描きだす。キャスト・スタッフには、日本を代表するトップクリエイターたちが集結。
製作年 | 2006年 |
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製作国 | 日本 |
配給 | 東北新社、プロダクションI.G |
上映時間 |
106分 |
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資料出典:映画.com
こんばんは。
本気で本です。
いまさらですが、僕はヘンな映画の愛好家です。
そして気に入った映画を何度も見るタイプです。
今回紹介する「立喰師列伝」はパトレイバーや攻殻機動隊で有名な映画監督、押井守監督の2006年の劇場公開作品です。
時代の闇に生きてきた伝説の食い逃げのプロたち「立喰師」。
もちろん、そんなもの実在はしません。
しかし押井監督はこの「立喰師」にずっと深い思い入れがあって自分が監督したアニメにもたびたび「立喰師」を登場させています。
そしてこの映画を制作した後にも「立喰師」を題材にした作品をいくつか制作しています。
僕はこの映画を見ていると、いつも、なぜ、僕はこんなものを見ているんだろう? と不思議な気分になります。
そして、押井監督はなんでこんな映画を撮るんだろう? と謎に思います。
これが日本のアニメ監督あがりの監督の作品でなく、海外の有名監督の作品だったらば、映画史に残るカルト作品になっていたでしょうね。
映像も音楽もよくできています。
ある意味、コメディといえばコメディ映画です。
全篇に流れるナレーションがツボな人には非常にツボですよね。
関連? 動画を貼っておきました。この奇妙な世界に興味をお持ちの方は、ご覧ください。
僕は押井監督の作品を今後も見続けると思います。
この奇妙な作品に、2時間弱の時間を割くのはものすごい贅沢のような気がします。僕は。