広告

自分の頭蓋骨に銃弾を込める気持ちで映画を観る

f:id:honkidehon:20190502152023j:plain

あらためて自分と映画について

こんにちは。

本気で本です。

令和になったから、というわけでもないのですが、自分のブログ(一応)に映画関連記事のまとめカテゴリをあらためて立ち上げようと思いまして、とりあえずカテゴリタイトルを「ピクニック気分で映画館へ」とすることにしました。

本当は今回の記事タイトルの「自分の頭蓋骨に銃弾を込める気持ちで映画を観る」にしようと思ったのですが、ものものしすぎる、と妻に反対されたので、ピクニック気分~にしたのです。

いまさらですが、僕は、小、中学校へまともに登校しなかった人間(どちらも出席日数関連で卒業できなくなりかけた。留年せずに卒業できたのは超ラッキー)で、そうすると授業を受けていない=学校の勉強をしていない、のだから、勉強はできないわけで、自分自身の理屈としては、学校へ行かないぶん、本や映画で知識をつける、というか、本や映画が自分にとっての授業であり、勉強である、という意識がありました。

それは40代後半のいまでもあって、新聞や啓蒙的な新書を読むよりも、僕は小説や映画から学ぶ人間です。

みんなが受験戦争や就職戦線で生き抜くために教科書で知識を詰め込むように、僕は人生を生き抜くために映画を、自分の頭蓋骨に人生で使える銃弾を込める気持ちで、観てきました。

なんのかんの言ってもはみ出し者の僕も、やはり人間社会で生きていくしかないわけで、そうしたら、ここ(人間社会)で生き抜く知恵を本や映画で身につけたって、いいんじゃないか、といまでも思います。

なお、僕の人生でこれまで一番たくさん、一緒に映画館へ行ってきた妻は、

「たしかにあんたと映画館へ行くのはレジャヤーな感じじゃなくて、楽しみながらもまじめな登山というか、特にあんたにとって難解な作品を観に行くときは、エレベストを登る人みたいな雰囲気になるわね」

と言われます。

僕は映画作家でもないし、映画業者でもないのですが、前述したようなわけで映画館には勉強に行くので、真剣です。

家でDVDやBR、テレビの映画放送見る時も真剣です。

「学校の勉強をまともにしてこなかった人間なので、映画を観ていろいろ勉強してるんですよ」

ここまでの文章を簡潔にまとめるとそうなります。

さて、今後の映画関連の記事は、「ピクニック気分で映画館へ」のカテゴリで、映画コラム的なものを書いていく予定です。

記事を読まれて、どこが、ピクニックじゃい!! と思う方をおられるかと思いますが、それはほれ、それが僕なりの映画への愛なのよ、ということでご容赦ください。

映画関連のテキストとしては、僕が読む映画雑誌は学生時代からずっと「キネマ旬報」で、信頼している映画記事を書く作家さんは「小林信彦」さんです。

いろいろ読みましたが、結局そこに落ち着きました。

で、小林信彦さんがそうしているように、映画をからめた日記的な記事を書きたい願望? がずっとあって、これまでもちょこちょこ書いてきたのですが、フォーマットが定まらず、いろいろ面倒なので、今後は、日記風映画ブログ「ピクニック気分で映画館へ」でまとめます。

正直、基本、作品の出来よりも、

宣伝費と比例して話題になる最新映画をオンタイムで追いかける気もないし、どれか一ジャンルに的を絞ったりもしないけれども、興味の赴くままに書いていきますので、映画が人生の教科書だったりする偏愛趣味の御同胞のみなさま、どうぞ、よろしくお願いいたします。

ブログ記事への感想・ご意見は、お気軽にコメント蘭へどうぞ。みなさんの声、お待ちしてます。 広告