長女の旦那さんと僕の話①
こんにちは本気で本です。
いまこの記事をお読みになってくださっているみなさまは、本日(1/28)、公開された長女のブログ↓
をお読みになってくださったかと思います。
では、長女のブログの内容を踏まえたうえで、今回は、僕(本気で本)と長女のご主人さんの関係について語りたいと思います。
長女自身が書いているように、彼女のご主人さんは、生まれつきの知的障害があり、なおかつ精神疾患を患っています。
知的障害の方は、生涯だいたい8~11歳並みの知能だと診断されています。
精神病は、統合失調症です。
彼は、昨年、精神病の症状がひどくでて、会社から契約を打ち切られて、失業しました。
知的障害に関しては、幼少時から、親が新聞に載るような生き方をしている人で(口八丁、手八丁なんてお手の物)あることもあって、まともな教育を受けてこなかった最終学歴、公立中学校の特殊クラス、なんのとりえもない、金持ちでもない、8~11歳の知能の30代男子が、生きていくうえで、どれだけの苦難にあうか、想像してもらえば、普通一般の人ならば、どなたでも大変そうだな、と思われると思います。
僕は彼の友達です。
長女さんと知り合ったのがきっかけで、彼と出会いました。
彼らの結婚では、結婚式の司会と仲人をさせてもらいました。
長女という人は、明るい人でも、どれだけ絶望的な状況に思えても、一人で憤慨して、戦う人です。
僕も御主人も、そんな彼女の力にずっと励まされています。
御主人とはじめて一緒に食事をした時、彼は、彼なりに頑張って、僕に、自分のことを紹介しようと、一生懸命、話してくれました。
主:「本さん。オレ、すごい、いじめられてたんですよ」
本:「うん。大変だったね」
主:「はい。はじめオレをいじめてた連中をもっと悪いやつらがやっつけてくれたんですけど、そいつらのリーダーが・・・」
本:「そいつにもいじめられたの?」
主:「いじめって言うか、オレはしたくなかったんですけど、そいつがオレに、オレの手でシコれとか、いろいろ言ってきて、したくなかったけど、しないといじめられるから」
本:「・・・・・・・・・あの」
長:「すいません。彼、空気が読めないんで、なにを話せばいいか、わからないんですよ」
主:「すいません。オレ、あんまり、人と話すの得意じゃなくて」
本:「とりあえず、はじめて一緒にメシ食いながら、する話ではないと思う」
主:「そういうのわからないんです」
本:「了解です。で、どうなったの?」
主:「いやだったけど、しました」
本:「長女さん、この話、知ってるの?」
長:「知ってますよ。本さんなら、話してもいいと思って話してるんですよ」
本:「それは、ありがとう」
彼とは付き合いはじめから、こんな調子でした。
僕と彼の話を少し続けたいと思います。
☆冒頭の動画は御主人さんが好きな曲です。