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本気で本47歳。創作ではなく本当に心霊現象の相談を受けるようになった話

実話怪談のための前口上

 

こんにちは本気で本です。

タイトルにも書いたように、先日、実生活で心霊現象の相談を受けました。

僕は現在、47歳で公務員ではありませんが、実生活はでは年齢性別関係なく、仕事で関わる人には「先生」と呼ばれる職業についています。

先日、そんな僕の「生徒」さんの1人(40代男性)が、

「先生。実は、こんな体験をしたんですが・・・・・」

とおそるおそると言った感じで話してくれたのです。

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談 (2017)

今回の記事は怪異譚とはいえ、本当にまじりけのないリアルなんものなので、それだけではボリュームに欠ける恐れがあるため、いま、僕が見たいホラー映画「ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談 」の画像、動画を雰囲気づくりにそこらに貼っておきますね。

この映画、日本ではこの7月に公開されたのですが、公開規模が小さすぎて、名古屋だと栄のセンチュリーシネマ(アートミニシアター系映画館)でしか上映していないし、全国的にもあまりかかっていないので、僕もソフトが出るまで見れないかもしれません。

予告やスチールからして英国感満載なので、あちらのゴシックホラーが好きな人はぜひ見るべきだと思います。        

 

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相談者の彼の話 1

「あの、先生は霊とか見えるんですか?

声が聞こえたりするんですか?」

「うーんとねぇ、それを生業にしたことはないけれども、結果として見てしまったり、聞いてしまったりしたことはあるよ。

でもね、ああいうのは本当に個人的な経験だからね。同じ場所に一緒にいても見える人と見えない人がいるし、聞こえる、聞こえないも、人によってだよね」

「俺、幽霊を見たんですよ」

「どこで?」

「家の前の自販機です」

「自販機のところに幽霊がいたの?」

「いたっていうか、自販機のジュースの取り出し口から手が出てきたんです。

で、それに気づいて、わぁっ!!となって驚いたらすぐに消えました。

でも、まぎれもなく人間の手でした」

「ほう。

それを見たのはあなた一人?」

「そうです。

あんなの初めてで、それで、それから・・・」

「それから、なにかあったんですか?

「自分の車に、誰かが乗ってたのを感じたんです」

「それはどんな状況ですか?」

「駐車場に止めてある自分の車の運転席に乗ったら、ほんのちょっと前まで助手席に誰か座ってた気配がしたんです。

なにも見えないし、聞こえないけど、絶対、そこに人がいた気配があったんです」

「自販機の手と助手席の気配ですか。

心当たりはあるんですか?」

「・・・・・・あります」 

 


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 相談者の彼の話 2

「実は、自分は早くに父親を亡くしていて、今回のはちょうど旧盆の頃だったんで、父が俺に会いに来たような気がするんです。

違いますかね?」

「お父さんがですか」

「父が生きていた頃、俺は中学生でまともに学校へ行かなかったりして殴られたこともありました。

俺も40すぎたのに、転職ばかりで、まだ結婚もしてないし、父は心配してると思うんです」

「なるほど、それはありそうですね。

あなたは、お父さんの気持ちを知りたいんですよね?」

「先生は霊と交流はできるんですか?」

「僕は直接はできませんが、霊の想いをあなたに伝える方法は知っています。

試してみますか?」

「は、はい」

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相談者の彼の話3

「占いですか?」

「タロットです。カードは普通の人間には見えないもの、感じられないものを教えてくれます。

お父さんが、あなたをどう思っているか、これからあなたはどうすべきか。

カードに教えてもらいましょう」

「先生。占いするんですか?」

「趣味です。

タロット、おもしろいですよ。

当たるも八卦、当たらぬも八卦です。

では、占いますね」

 

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相談者の彼の話4

僕は日頃から持っているカードで彼と父親の関係を占いました。

相手が生者でなくても、相性や現在、今後の関係を占うことは可能です。

実際に人間以外のイヌやネコといったペットとの相性を占う人も多くいます。

カードを切り、7枚のカードを並べました。

彼と父親の最終的な運命は、皇帝(正)。亡くなったいまも、彼はお父さんの父性的な愛に見守られている。

彼らの過去には、運命の輪(正)。お父さんの早逝はお互いに予期せぬ運命の変転でしたが、それは彼らの人生にはプラスに作用しているようですね。

彼のあるべき姿は、吊るされた男(正)。お父さんの死も自身の現状もなすべきをなして、自身についてよく考えるべき時です。

お父さんとの関係については、愚者(逆)。ちゃんとお寺に供養を頼むでもなく僕(本気で本)に占ってもらうようないい加減な対処が、そのままカードにあらわれていますね。

彼がいまなすべきは正義(正)。このまままじめに働き、心正しく生きればよいのです。

この問題に対しての近い将来を黙示するのは、審判(正)。まじめにやっていれば正しく報われます。

彼とお父さんの周囲は、祭司(正)。まわりは公平、冷静な目であなた達を見守っています。

 

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相談者の彼の話5

「あなたとお父さんの関係は良好です。

今回の件は、なにも悪いことはありませんよ。

お父さんにも見守られているのを信じて、堅実に生きてください」

「先生は、父の考えがわかるんですか?」

「いいえ。

カードがあなたとお父さんの運命を教えてくれました。

カードはウソはつきません。

こうして今日、相談してくれたのもまた運命です。

信じて安心してもらえると僕もうれしいです」

「もしまた霊がでたら相談してもいいですか?」

「ええ。いつでも、御相談くださいね。

僕がわからなければ、またカードに導いてもらいますから」

まとめ

今回の記事は7月に僕が経験した実話です。

僕個人経験としてタロットはけっこう当たると思います。

あなたも目に見えないなにかの答えが欲しくなったら、タロットに尋ねてみたら、いかがですか?

今日は以上です。

ナンバリングはしていませんが、久しぶりの実話怪談でした。

失礼します。

 

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