本さんに占ってもらいました。by.cyojyo
こんばんわ。
長女です。
なにかと情緒不安定の私かもしれませんが、生きております。
ですが、皆様がご存知の通り、さすがの私も、へばっております。
そんな私の姿を見て本さんは
本さん:『うちの娘がこんなになって、あんまりやっ!!フンフンッ!!!!!』
と鼻息荒くしております。
私:『本さん、私、娘でもなんでもないですから。
1200%、ワンサウザンド・トューハンドレット%ですから』
本さん:『ほらぁ~!!!!!そういうこと言えるからまだ元気あるじゃ』
でも・・・
私:『本さん・・・。
私、どうすればいいんですかね・・・。
そりゃ、ごくごく一般論で考えたら、これで綺麗さっぱり、別れた方が良いに決まってて、あなたが全部背負うのはおかしいっていうのも、分かってます。
正論です。
あなたはまだまだ、まだまだ若いのよ、未来もあるのよ。
そしてあなたは優しいのよ、本当に優しいのよって。
自分で自分のこと褒めるわけじゃないですけど、私が十分に優しいっていうも分かっていますよ!!
こんなに奥さん献身的に看病したりしているのに、向こうの家族はおなざりも良いところよっ!!って、
礼の一つも、ありがとうも先に言えないのよっていうのも分かってますよ!!
それでも・・・
私達は、間違っていたんですかね・・・。
もう・・・
ダメなんですかね・・・』
本さん:『分かった、ここはアレだ。
僕の出番でしょ』
私:『アレとは・・・』
本さん:『占いだ!!』
私:『占うですか!?私と主人を??』
本さん:『要は、ふたりがこのまま別れた方がいいんですか?っていうのを長女さんは一番に知りたい。
そうでしょ?』
私:『・・・はぃ。でも、怖いです・・・』
本さん:『大丈夫。カードは嘘つかない。それは、僕なんかよりも長女が一番に分かってるはずだ。
もともとタロットカードの意味とか、リーディング(読み取り)も、長女から教えてもらったのもあるからね。
タロット、好きだし、信じてるでしよ?』
私:『はい!!!!!』
本さん:『いくよ、君たちは、旦那くんとは分かれた方が良いんですか?』
本さん、タロットで鑑定中。
本さん:『結果が出たよ。行くぞ』
1、過去・・・Ⅶ戦車 逆位置
2、現在・・・Ⅴ法王 正位置
3、近未来・・・Ⅵ恋人たち 正位置
4、対応の仕方・・・XⅧ月 正位置
5、周囲の状況・・・Ⅱ女祭司(女教皇) 逆位置
6、質問者の状況、能力、理想の姿・・・Ⅳ皇帝 正位置
7、最終結果・・・Ⅰ魔術師 正位置
以下、本さんより。
本さん:『まずは1、過去の状況。
そうだね、戦車の逆位置。
とにかく、がむしゃらに、まさに戦車のように長女も旦那くんも一生懸命だった。
そして、スペックも把握していない運転手の全速力の戦車なんてもんだから暴走もするし、その時にどう制御すれば良いのか、対処すればいいのか、自分たちはわかっているつもりで長女も旦那くんも操縦してきたけど、本当のところはわからなかったんだね。
戦車の逆位置は、往年のスタン・ハンセンのキャッチフレーズじゃないけど「ブレーキの壊れたダンプカー」さながら、だからね』
私:『・・・はぃ。そうですね。当たってます』
本さん:『2、現在。法王の正位置。
父親みたいにどっしりと見守っている。
彼に対する長女の気持ちは、彼がどうあろうとも、ずっと一緒に行くと決まっているんだから、精神的な見守りをあらわす法王のカードは、まさにそのものだね。
まんま長女だ。
これは旦那くんの場合は、本人の意識としては精神的にはいまの状況には動じていない。
それは長女が側にいてくれると信じているからだね』
私:『そうですね、いつも言ってるように私の守り神、守護神であり、夫でありたいと、頼りない旦那かもだけど、本当にそう思っているよ、との現れでもあるですね』
本さん:『3、近未来。恋人たちの正位置。
きみらは、結婚してこれで6年になるけれども、二人の関係は恋人の時からなにも変わってないよね。
いまは彼が入院しているけれども、きみらの気持ちは付き合い始めた頃からなにも変わってないんだよ。
この病気で、きみらの気持ちが離れることはない』
私:『そうですね。だいたい私が自分で占っても、主人との関係では必ずこの恋人たちのカードが出るです。信じるです』
本さん:『4、いまの問題に対する対応の仕方。月の正位置。
このカードは、迷い、悩みをあらわしている。
いま、二人は、周囲の常識的な意見(離婚した方が幸せになれるとか)もあって、自分たちの未来に自信が持てない。
だけれども、この、迷い、悩みの時間は、これからの時間のために必要なものであって、明けない夜がないように、月が支配する時間は、いずれ必ず終わる。
いま、二人は、悩み苦しむための時間だ。いまはまさに考える時といえる』
私:『そうですね。悩んでいる時や迷いがある時も、私もこの月のカードが良く出るです』
本さん:『5、周囲の状況(反応)は女祭司(女教皇)の逆位置。
これはお母さんのことだろうね。良く思っていないというあらわれだ』
私:『お母さんに対するカードも、このカードばかり出るです』
本さん:『あのお母さんだ。自分のルールで周囲を振り回し、コントロールしようとする女教皇の逆そのものだね。
これが正の女教皇であれば、自らをストイックに律する、清潔感のある理知的な女性なんだけれども、このタイミングで逆ででれば、これまでの行為から考えても、相変わらず、きみらの人生を自分の所有物のように操っていきたいと願っているとしか思えない』
私︰『うちの母とは、まったくもって正反対ですね。これ、主人の今後を占った時に正位置がでたときもあったから、これは私のお母さんのこと指してたかもです。
お母さん、私の味方だよ。忘れないでって言ってたから・・・』
本さん:『6、質問者の状況、能力。皇帝の正位置。
これはきみらの理想とする姿をあらわしている。
判断力、決断力、行動力もある責任感ある人物がきみらが理想とすべき姿で、もちろん、皇帝のように周囲から独立して自分の力で生きていることも示している。
長女も、旦那くんも、現在で法王のカードが出たように、きみたち二人は十分な能力が備わっているはずなんだよ。彼はその芽が、生まれつきの障害を適切に治療、教育してもらえなかったのもあって、持っていた可能性を潰されてしまっただけ。何度も言うけど、適切な処置をしていれば年相応の頼れる男性、皇帝のようになれたんだよ、きっと。』
私:『そうですね。あいつ、どんだけ王様なんや・・・』
本さん:『長女は漢と書いて、ちょうじょと読む!!』
私:『私は正真正銘、女性です』
本さん:『7、最終結果。魔術師の正位置。
魔術師はなんでも自由自在に生みだすことができるあらわれだ。
これ、ある意味僕のこと指してるんじゃないかとも思うんだけど。
きみらの人生の中で、結婚で仲人と披露宴の司会をしてきみら夫妻を生み出した。
奥さんの就業場所を経営して、自分で死に損なってすべてを失いかけた。
旦那くんが障害がもとで解雇されることになった時、旦那くん側の人間、代表として企業と話し合いにいき、その後、すぐに旦那くんが所属することになった障害者就労支援移行所も、もともと僕のところの精神障害者の生徒さんが縁になってつながりが生まれた場所だ。
そして、きみらがピンチで、僕も病気を経ていろいろピンチになったいま、今度は占い師としてみんなを支えようとしている。
なんじゃ、こいつは!!と、自分で突っ込まずにはいられませんよ』
私:『主人のカードはこのマジシャン、魔術師がよく出るです。
魔術師のように、本当はなりたいんですかね。てか、本さんのこと、好きですね。
本さんの思い、ちゃんと主人に届いているってことです。ある意味、確かに予測不可能を可能にしてきた男かもしれぬです。
主人がなにかとたまたま運がいい、ラッキーボーイなのだということは本さんも知っての通りです。
本さんも、はい、そうですね。教科書のいらない男。本気で本ですからね。それでも本が好き』
本さん:『あのねえ~!!って、話を戻して。
この魔術師の数字は一番。はじまりの数字でもある。
二人は、きみらはここから新たなスタートを切るんだよ。この魔術師と一緒にっ!!!!!』
私:『本さんと一緒になんかイヤです』
本さん:『あのねぇ~!!って2回目。
ともかく現実として、僕は明後日の月曜日に旦那くんのお兄さんときみらの側の代表として、今後のきみら夫妻のことについて話し合いの場を持ちます。
僕としてはきみらの意見をもとに、旦那くんの側のみなさん(障害者に冷淡なだけでなく、現役にいつ裏に手が回ってもおかしくない人たち)ときみらの縁が切れるように話をまとめたいと思ってるよ。
ただでさえ重い荷物を抱えている長女と旦那くんが、これ以上よけいなものを背負わされる必要はないからね』
私:『本さんは、これで漢になるです!!』
以上が、本さんが占って下さった内容でした。
私が言うのもなんですが、的確に、そして丁寧に鑑定いたします。
私の占いの結果が、少しでも皆様の光になりますように。
失礼します。
ではでは。