VOL.11 85 日本のミステリ映画って不当に評判悪かったりするよね。
邦画「レディ・ジョーカー」(2004) をDVDで観ました。
ヤフーの映画レビューなどを読むと評判の悪い映画なんですが、僕はおもしろかったです。
5段階評価であれば、僕は☆4つはつけると思います。
ただ、悪く書く人の気持ちもわからないでもないです。
ミステリやミステリ映画に思い入れがない人には、つらい作品ですよね。
自慢ではありませんが、僕は、ミステリの専門誌、ハヤカワミステリマガジンを毎月購入していた過去があり、本棚には江戸川乱歩全集が全巻並び、ハヤカワミステリ文庫版のエラリー・クイーンやカーはほぼ全巻揃えていて、大学のミス研(ミステリ研究会)出身で、仕事でミステリゲーム(PC)のシナリオを書いていたこともある人間なので、この映画が高村薫の原作をどうアレンジして、なにを描きたかったのかよくわかる気がするし、映画としても僕、この監督(平山秀幸)の作品、もともと、けっこう好きです。
この複雑なお話を121分でよくまとめたと思います。